『涼宮ハルヒの暴走』
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
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終わらない夏休み。
燃える長門と復讐のPC研。
雪山遭難歩いて下山。
など、愉快で奇怪な短編集第二弾。
おもしろい。
一話目は時間ループ物として十分楽しいし、二話も長門の燃える姿が見れて満足。
そして中短編の三話目だが、こいつが一番のおもしろい――というか興味深い。
この話はハルヒが一切ノータッチなのにも関わらず巻き起こる話であり、そこにはSOS団に対する何者かの害意が存在していて、延々と続くかと思われたドタバタ劇に適度な緊張感が与えられる。
そんな現実がいつまでも続く訳じゃないと釘を刺されるようなネットリとした悪意、あるいは単なる悪戯心かもしれないが、とにかく冷や水を浴びせるような展開に、そういやこの話にはそういう側面もあったんだなと思い出す。
冷や水浴びせられたのはSOS団だけじゃなく、読者も同じか。
『少年ヤンガスと不思議のダンジョン③』
メモメモ。
・まぼろしの大雪道
杖しか落ちてねーのかよ!!
と、愚痴をこぼしつつなんとかクリア。
乗せる系のモンスターが強ければそれでなんとでもなりそう。
・いにしえの闘技場
10F連続モンスターハウスの迷宮。
何度か正攻法で挑むものの4Fあたりで玉砕しまくり。
正面からじゃ無理だ!! ということで、黄金のブーメラン、黄金のお守りを装備しクリア。
ちなみに全階モンスターハウスのためお宝も結構な数が落ちており、一度の挑戦で7万くらいは手に入り美味しい――んだが、実はそれほど金はいらなかったりする。
・盗賊王の大宮殿
まず装備(槍、モンスターの壺)が揃うかどうかでクリアできるかどうかが決まる。
一回目は鉄槍があったお陰で20階あたりまでいけたが、モリーの壺が一つも見つからず死亡。
早い段階で槍とモンスターさえ仲間に出来ればクリアは容易な気がする。
辟易したのは90階過ぎからの3連続モンスターハウス。
ひたすら逃走しまくりなんとか終了。
ちなみに、ボスのカンダタ――というか奴の子分たちを見て、あぁ……そういやこんな奴等がいたっけな、と遙か昔のDQ3を思い出した。