『鉄のラインバレル(1)』

鉄のラインバレル 1 (チャンピオンREDコミックス)

鉄のラインバレル 1 (チャンピオンREDコミックス)

謎の隕石落下に巻き込まれた少年”早瀬浩一”。
事故から3年後、当時とは人が変わったかのように暴力的な人格と力を備えた浩一の前に謎のロボットが現れる。



この制服、カラーリング凄いな。
中学生には見えず、むしろ若めのマフィアといったところ。
主人公はファクターに選ばれてしまった事から性格が歪んでしまったのだろうか?
結構嫌な奴である。
自分の力に酔って友人に悪態をつき愛想を尽かされたり、ロボット戦でボロ負けしたらロボットで勝てなくても生身の奴等をボコボコに出来る俺は最強だ!! と自己欺瞞
嫌になるくらいお子様。


肝心――なのかどうかわからないが、ロボットはカッコイイ。
ダイゼンガーレッドミラージュ足したみたいな感じでシャープ。
武装が日本刀ってのも◎。
それにしても作中、ロボットの動きがサッパリわからずやっぱマンガでロボを動かすのは難しそうだなと実感。
強大な鉄の塊が圧倒的な速度で動くわけだから、まず機体の全体像が読者の頭にないと駄目なんだろう。
残念ながら俺はそういう”想像力”が低いわけだが。


絵にちょっと癖がある感じだが、慣れれば平気か。
ここからどうやって帯に書かれていた感動の展開に持っていくのか非常に気になる。